外科専攻医プログラム・研修医受け入れ
当科では「術者として独り立ちできる外科医」を育てることを最大の目標としています。上部消化管・下部消化管・肝胆膵の三グループが連携し、幅広い消化器外科手技を段階的に習得できる環境を整えています。年間750件を超える手術件数と、腹腔鏡・ロボット・開腹のバランスの取れた症例構成が充実した研修を支えます。
年間750件超の手術。腹腔鏡・ロボット・開腹手術をバランスよく経験でき、専攻医1年目から執刀機会があります。
指導医・専攻医の比率が高く、個別のキャリアプランに合わせた丁寧な指導が受けられます。
国内外の学会発表・論文投稿を積極的に支援。研修中から学術活動に参加できる体制を整えています。
日本外科学会・日本消化器外科学会専門医取得を目指す3〜5年間のプログラムです。消化器外科全領域を体系的に学び、早期から術者としての経験を積むことができます。
2年間の初期臨床研修における外科ローテーションを受け入れています。基本的な外科診療から手術参加まで、幅広い経験が可能です。
準備中
東海大学医学部の学生はもちろん、他大学からの見学・クリクラも随時受け入れています。実際の手術見学や外来同行が可能です。
| 曜日 | 午前 | 午後 | 対象 | 不定期 |
|---|---|---|---|---|
| 月 | 上部・肝胆膵 手術日 / 下部 外来日 / 下部 内視鏡日 | 症例カンファレンス / 術後回診 / 緊急手術対応 | 専攻医 研修医 | ロボット手術シミュレーター練習 |
| 火 | 合同術前カンファレンス / 下部・肝胆膵 手術日 / 上部 外来日 | 術後回診 / 緊急手術対応 / キャンサーボード(消化器内科・放射線科・病理科合同) | 専攻医 研修医 | 学術活動(論文・発表準備) |
| 水 | 上部 内視鏡日 / 下部 手術日 / 肝胆膵 外来日 | 術後回診 / 緊急手術対応 | 専攻医 研修医 | — |
| 木 | 上部・肝胆膵外科 手術日 | 術後回診 / 緊急手術対応 | 専攻医 研修医 | — |
| 金 | 下部外科 手術日 / 上部・肝胆膵 外来日 / 下部 内視鏡日 | 術後回診 / 緊急手術対応 | 専攻医 研修医 | — |
| 土 (隔週) |
上部 内視鏡日 | 術後回診 / 緊急手術対応 | 専攻医 研修医 | — |
当科で外科研修中の医師をご紹介します。指導医のもとで上部消化管・下部消化管・肝胆膵の各領域を幅広く研鑽しています。
外科研修中医師(消化器外科)
外科研修中医師(消化器外科)
入局3年目、1年目の伊勢原本院での病棟管理・外来診療に始まり、2年目には消化器外科・心臓血管外科・乳腺外科・小児外科をローテーションして外科領域全般を幅広く経験しました。3年目の八王子病院呼吸器外科では1年間で肺腫瘍・縦隔腫瘍・気胸・膿胸など総数258例(うち術者129例)を経験し、指導医のもとで基本手技から応用へ無理なくステップアップできました。手術に加えて周術期化学療法や術後再発に対する抗癌剤治療も学べ、豊富な症例数と充実した指導体制のなかで呼吸器外科医としての基礎をバランスよく固められました。
| 術式 | 術者 | 助手 |
|---|---|---|
| 肺葉切除 | 25 | 29 |
| 気胸/肺部分切除 | 71 | 37 |
| 区域切除 | 15 | 36 |
| 縦隔腫瘍 | 4 | 8 |
| 膿胸 | 2 | 9 |
| 胸膜腫瘍 | 2 | – |
| 経皮的手術 | 1 | – |
| 気管切開 | 1 | – |
| その他 | 8 | 10 |
| 計 | 129 | 129 |
実力のある指導医のサポートのもとで約180例を執刀させていただき、少しずつ自分なりに手術を組み立て、考えられるようになってきたと感じています。八王子病院の最大の魅力は診療科間の壁が非常に低いことで、外科プログラムに直接関係のない他診療科の手術にも参加でき、多角的な視点で手技や術中判断の考え方まで深く学べました。手術や処置に加えて論文執筆にも取り組み、困ったときも気軽に相談できる温かい雰囲気のなか、臨床と研究の両面で充実した研修を送れる、自信をもってお勧めできる環境です。
| 術式 | 術者 | 助手 |
|---|---|---|
| 停留精巣固定術(腹腔内以外) | 59 | 12 |
| 鼠径ヘルニア(腹腔鏡下) | 19 | 19 |
| 鼠径ヘルニア(直視下) | 22 | 6 |
| 臍ヘルニア | 13 | 4 |
| 舌下帯形成術 | 23 | 5 |
| 虫垂手術(環状切除術) | 11 | 1 |
| 交通性陰嚢水腫手術 | 3 | 2 |
| 先天性耳瘻管摘出術 | 3 | – |
| 精巣摘出術 | 2 | 1 |
| その他 | 12 | 3 |
| 計 | 184 | 64 |
| 術式 | 術者 | 助手 |
|---|---|---|
| 鼠径ヘルニア(直視下) | 4 | 2 |
| 鼠径ヘルニア(腹腔鏡下) | 1 | 1 |
| 肝囊胞切除術(腹腔鏡下) | 1 | – |
| 人工肛門造設術(腹腔鏡下) | 1 | – |
| 虫垂切除術(腹腔鏡下) | 1 | – |
| 食道切除術(胸腔鏡下) | – | 5 |
| 全麻下下咽頭内視鏡切除術 | – | 2 |
| 幽門側胃切除術 | – | 3 |
| 胃全摘術 | – | 1 |
| 胃部分切除術 | – | 2 |
| 腹壁瘢痕ヘルニア | – | 1 |
| Lap-C | – | 5 |
| 肝切除 | – | 1 |
| 膵頭十二指腸切除術 | – | 1 |
| その他 | – | 2 |
| 計 | 8 | 26 |
後期研修1年目から各臓器班の一員として、急性虫垂炎や絞扼性腸閉塞などの緊急手術を中心に早くから執刀の機会をいただきました。画像診断科・麻酔科・病理診断科を各1か月ずつ研修できるのも特徴で、連携施設での研修も含め多くの執刀を経験できました。どの領域の先生方も親身に指導してくださり、外科医としての基礎をしっかり固められた3年間でした。
呼吸器外科は少人数ながら年間300例以上の手術を扱い、気胸や縦隔腫瘍などで執刀の機会も多くいただきました。院内保育が併設されており、子育てと外科医の仕事を両立できる環境で、女性外科医として安心して働けています。総合医局で上司に相談しやすく、一人ひとりに合わせた研修を考えてくれる点も大きな魅力です。
総合医局で垣根が低くアットホームな雰囲気のなか、膵頭十二指腸切除術などの高難度手術から痔核・虫垂炎まで臓器の偏りなく学べました。断らない医療を掲げ緊急手術の執刀機会も多く、連携施設では内視鏡(上部・下部・ERCP・ESD)を一から教わるなど充実した研修ができました。学会活動や論文執筆ができるのも大学病院ならではで、苦しいときも支え応援してくれる人と環境があります。
来た当初は虫垂炎や胆摘もほとんど執刀経験がない状態でしたが、良性疾患の執刀機会を数多くいただき、繰り返しの熱心なご指導で着実に力をつけられました。研修後半は緊急症例をファーストタッチから任され、悪性疾患の執刀も含め、診断から手術・退院までのマネジメントを学べました。出身大学も医局も違う自分を最後まで面倒を見ていただき、多摩地区での研修先として自信を持ってお勧めできます。
予定手術では癌症例をほぼ毎日経験でき、ヘルニアなどの良性疾患から消化管穿孔・絞扼性イレウスといった緊急手術まで幅広く経験できました。胃癌・大腸癌・食道癌などを開腹・腹腔鏡で学び、虫垂炎やヘルニアでは実際に執刀する機会も多くありました。3年目後半はチーフレジデント制度のもと緊急手術を中心に執刀し、外科・消化器外科専門医の取得に十分な環境だと感じました。
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東海大学医学部附属八王子病院 消化器外科医学生・研修医の方の見学・クリクラは随時受け入れています。まずはメールまたはお電話でご連絡いただき、日程を調整させていただきます。
対象:医学生・初期研修医